tokyo baseがやばいと言われる5の理由と口コミ、考察。

tokyo base

出典:tokyo base

皆さんは、「TOKYO BASE」をご存知だろうか?

『日本発を世界へ』という企業理念により「STUDIOUS」「UNITED TOKYO」「THE TOKYO」等を実店舗・インターネット販売で展開するアパレルメーカーである。

そんなTOKYO BASEのヤバい面を多角的に調べてみた。

スポンサーリンク

tokyo baseがやばいと言われる理由

①新卒初任給40万円・固定残業80時間

同社は2024年3月入社以降の社員から、学歴・年次に関わらず初任給を一律で30万円から40万円に引き上げた。

日本一の企業を目指すため、優秀な人材の確保や、離職率の低下につなげることが狙いらしい。

2023年度の、東証プライム上場企業の大卒の初任給の水準が、22万5686円だということを踏まえるとかなりの高額となっており、従業員にとっては喜ばしいことだが、「40万のうち17万2000円は80時間分の固定残業代である」という点が注目され、反響を呼んだ。

残業80時間は過労死レベルである。

TOKYO BASEのCEOの声明では、

「販売スタッフの残業時間は平均10~20時間であり、45時間を超えた社員には始末書にて改善策を提出させている。固定残業代を設定することで無駄な残業を減らす狙いがあり、社内では誰もこの数字を気にしていない。」

とある。

捉え方は様々だろうが、40万円のインパクトで宣伝効果を狙っているが、残業代が固定されることによって、定時では帰りづらい社風になるのではないだろうか。

筆者が思う残業代とは、残業した分だけもらう報酬であり、TOKYO BASEの考え方には疑問符が付いたが、古い固定観念なのだろう。

②完全結果主義

TOKYO BASEのホームページにもしっかり最重要評価指針として「結果主義=お客様評価主義」と明記されている。

実際に、年功序列ではないので、勤務年数が短くても店長に昇格したり、売り上げの基準をクリアすれば報酬がアップする実力主義であるようだ。

ただ、査定の基準が全店舗共通のため、繁盛店と閑散店ではどうしても店舗の売り上げに差があるわけで、不公平感は否めない。また、売り上げを上げるために休日出勤をする社員もいるようだ。

結果主義を完全に否定はしない。

だが、それをモチベーションにできない人や、それによって社内の雰囲気がギスギスしていたり、休日が無くなるようであれば、キツい印象である。

③圧迫面接?

TOKYO BASEの圧迫面接は、就職活動をしている学生にはある程度知られているらしく、対策をしていったという声もあった。

1つの質問に対して、深堀りしてその先々をどんどん質問されるようだが、圧迫面接と感じるかどうかは個人差があるので一概には言えない。

TOKYO BASEに関していうと、この面接を乗り越えなければ、完全結果主義の自社では勤まらないということだろうか。

上記に関する口コミとしては…

TOKYO BASEは初任給を固定残業代で盛るダサい企業

実力主義。年功序列は一切感じられない。

結果に応じた報酬。配属ブランドや、配属店舗にかなり左右される。

インセンティブ制度が多く目標が立てやすい。

圧迫面接気味ということは事前に調べていたため、逆に予想通りで落ち着いて臨むことができた。

(面接の際)英語で自己紹介させられて、その後はひたすらそのブランドについて根掘り葉掘り聞かれた。

結果主義については、口コミを見ても徹底されているようだ。

月収は高いが、賞与については、個人の売り上げに左右されており、年収で見るとそれほど高くはない。という声も見受けられた。

アパレルが好きで、高収入を望み、メンタルの強い人にとってはやりがいのある会社かもしれない。

④ダサい・パクリ・品質が悪い?

ここからは、顧客側から見たヤバい点を検証してみよう。

TOKYO BASEには前述したようにオリジナルのブランドが複数あるのだが、コロナ過においても業績を伸ばしており、幅広い世代に支持を受けているようだ。

ただ、一部にダサい・パクリ・品質が悪い、という声があるのも事実である。

感性はそれぞれであり、他のファッションブランドでもある程度噂される内容なので何とも言えないところだが、ファッションの流行り廃りは早いのでそれに対応できていない面もあるのかもしれない。

⑤店員・オンラインショップの対応が悪い

まずは、実店舗の店員の対応について。

2017年に博多パルコ内にあるTOKYO BASEが経営するセレクトショップで、炎上事件が起こった。

店員が缶ビールを飲みながら接客していたという一件である。

この時代TOKYO BASEでは、フレンドリーな接客を掲げており、会社側も当該社員に対し、口頭での注意と、擁護ともとれるコメントの発表という甘い対応で、火に油を注いだ形であった。

最近では、圧の強い接客がまるで特徴のように言われている。

また、オンラインショプでも、問い合わせに対しての対応が遅いという声があった。

顧客側からの口コミとしては…

パクリばかり。ダサいかどうかは人それぞれだが、自分はもらっても着ない。

以前は日本製を売りにして、製品自体も良かったが、最近はパクリ物や、縫製が雑。

ブランドの丸パクリ自社商品を多数置いていて、気持ち悪い。粗悪品なのに高いし。

オンラインショップで不良品だったので交換をお願いしたら1か月半以上かかった。

外部の大手サイトで購入したが、一向に発送連絡がなく、問い合わせたら欠品ですと言われキャンセルとなった。

あの、グイグイくる店員が苦手。

顧客を舐めた態度が目立つ。1度だけじゃないのでそういう風土だと思う。

店員の対応に対しては、会社側も積極的な接客をある程度推奨しており、アンチがいるのも把握しているが、この接客スタイルを好む層を顧客として取り込めればよいという戦略なのではないかと思った。

また、店員も個人の売り上げが報酬に繋がるので必然的にそのような接客になるのだろう。

スポンサーリンク

まとめ

全体を通じて、TOKYO BASEは強気なベンチャー企業だなという印象を持った。

アパレル業界も既存のやり方では生き残れないので、その手法もある程度はうなずける。

ただ、「社員も顧客も自社に合う人だけついて来い!」というような戦略は一歩間違えると大半を敵に回すことにもなりかねず、ある意味ギャンブルだなと思う。

TOKYO BASEの今後の動向に注目したい。