出典：サカイ引越センター
サカイ引越センターは、大阪に本社を置く引っ越し業者だ。
8年連続で売上高1位を記録しているようで、一世を風靡したおなじみのCMでも知られている最大手である。
そのサカイ引越センターのやばいという噂について調べていきたい。
サカイ引越センターがやばいと言われる理由
トラブルが多い？
2022年、サカイ引越センター大宮支社社員が、利用者の家で腕時計を盗んだとして逮捕されるという事件が起きている。
これは営業社員が見積もりに訪れた先で起こした事件ということで、かなり稀なケースのようだ。
2017年には、アルバイトが社員を正座させレンガを投げつけるなどし、近所の住民が撮影した動画が流出し、週刊誌やワイドショーで取り上げられた。
パワハラが非常に多く、現場職のノリはひどい。基本的に正社員が少なく、学生気分をそのまま持ってきたような体育会系
と、パワハラが常態化しているというような口コミも見られる。
賃金未払いで裁判になっている？
2023年、サカイ引越センターは従業員3名の賃金未払いで訴えられ、支払いを命じられている。時間外労働の割増賃金が未払いであったらしい。
そもそも、サカイ引越センターの給与制度の大部分には「出来高払制」が導入されていて、そこが問題になったようだ。
裁判所は、サカイ引越センターが出来高払制としていた業務について
とし、本来払うべき額を支払うように命じたのだ。
パワハラもそうだが、要はブラックということだろう。なんと基本給が5万円、6万円というケースもあるようだ。
社員が労働組合を設立したのも2021年のこと。会社に訴えるシステムも整っていないように思われる。
忙しいときは昼ごはんも食べれないくらいキツキツに詰められてる
とにかく残業がすごいです。80時間をこえそうになったら、勤怠入力してから仕事をさせられます。そして 拘束時間のわりに基本給は激安。11万円ぐらいしかありません
馬車馬の様に働く事になります。時間と給料が見合う会社ではない
と、サカイ引越センター社員による口コミには最近でも似たような訴えが見られる。
基本給は激安で、あとは出来高払制というのは変わっていないのではないか。
この過酷な労働環境により事故も多く、中には死亡事故もあったという。
消耗し、くたくたに疲れながらの運転や作業に体が限界となってしまうのだと思われる。
営業がしつこい？
今までは内部の「やばさ」であったが、今度は利用者側からの意見だ。
友人は以前サカイの訪問査定で見積もりをお願いしたら、お米持参であらわれ契約の即決を迫られたそうです。 他の会社の見積もりも知りたいと即決は断ったそうですが、契約するまで帰らないような粘りの営業マンで困ったそうです
私もサカイで引っ越しの見積もりを依頼しましたが、「荷物の正確な量を知りたい」「道幅を知りたい」などの理由で訪問査定になりました。
あらかじめ査定にかかる時間を聞いたら、「30分少々」と言われましたが実際はお米持参で現れ１時間少々粘られました（笑）
と、見積もりの営業マンが帰らないことで困った人も多いようだ。
米持参というのが怖い。物をもらってしまうと無下に断りづらくなる心理をついている。
引越のサカイについて 引越のサカイの訪問見積もりの人、最悪でした。 こっちは他のところも色々比べて検討したかったのに、契約しないと帰らないみたいな感じで、本当しつこかったのでしょうがなくここに決めました
と、半ば脅しのようなプレッシャーで契約させるような意見も。
例えば、一人暮らしの女性でうっかり見積もりをお願いした時など、居座られたら契約せざるを得ない雰囲気になってひまうのではないか。気を付けた方がいいかもしれない。
検討したい、と言うと、顔色が変わり、急に素っ気ない対応になりました。金額は「うちが一番安い」と言われましたが、他社のほうがサービス内容も金額も良かったので即決で他社のほうにしました
このように、価格について疑問視する意見も。
実際安くても、「プレッシャーに負け他を検討せずに決めてしまった」となると後悔が生まれ、いい印象を持てなくなるとも感じる。
まとめ
内部のあまりに体育会系的な体質が、利用者への態度などにもダイレクトに反映されていると推測する。
根本的に変えない限り、クレームや悪い評判、「やばい」という疑惑は消えないのではないか。