キューピーコーワゴールドは、疲れに効くとされる滋養強壮剤で、医薬品会社の興和から発売されている。
そのキューピーコーワゴールドがやばいと言われる理由について調べていく。
キューピーコーワゴールドがやばいと言われる理由
効きすぎてやばい?
まず、効きすぎてやばいという口コミが多数あり、そこから調べていく。
twitterでやばい薬と話題になっていたので気になって購入してみました
キューピーコーワゴールドα+を朝1錠飲んでいるのですが、効きすぎて怖いです
劇的な効果を感じたため、副作用が恐ろしくなりました
キューピーコーワゴールドのラインナップには「ゴールドA」「ゴールドα」「ゴールドαプレミアム」という3種に加え、ドリンクタイプもある。
「ゴールドα」がスタンダードで医薬部外品、「ゴールドα」「ゴールドαプレミアム」は第3類医薬品だ。ちなみに「α+」は、現在生産終了とのこと。
効きすぎて怖い、やばい成分が入っているのではないか? 副作用はないのか? と心配している人が多い印象だ。
やばい成分は入っているのか?
シリーズに共通して入っているのは血流を促進させるL-アルギニン塩酸塩・オキソアミヂン、中枢神経興奮作用による疲労感除去を目的とする無水カフェインに加え、エネルギー代謝を補助するビタミンB1・B2・B6だ。
もちろん一般に流通しているものなので単独でやばい成分などはないだろう。
ただ、カフェインはコーヒーや緑茶などで多量に摂る人は、1日の全体量も考えて飲んだ方がいいかもしれない。
カフェインを摂りすぎると、心拍数の増加や不安症状、震え、不眠などに繋がる場合がある。
実際筆者も、コーヒーの味はとても好きなのだが摂ると気持ちが悪くなってしまうため控えるようにしている。
副作用はあるのか?
例えばゴールドAの説明書には、副作用の可能性として「発疹・かゆみ、悪心・嘔吐」と記されている。ありふれたと言ったらおかしいが、大体の薬に書かれていそうだと感じた。
他、注意喚起を行っているサイトには「ビタミン類が配合されている薬やサプリメントと同時に飲むと、ビタミンを摂りすぎてしまう可能性がある」と記されている。
ビタミン過剰症に陥ると、そのビタミンによっても症状が異なるが「頭痛」「腎臓・血管へのカルシウム沈着」「下痢」などがある。
確かに、キューピーコーワゴールドは腎臓に悪いのではないか」と気にしている口コミなども見られた。
これはビタミン過剰症のことを言っているのかもしれない。透析をしている方などは、特に注意する必要があるという。
疲れをごまかしてしまう?
というコメントを見かけた。
キューピーコーワゴールドではないが、似たような効果を持つ錠剤を飲んで疲れが取れていると思っていた人が、救急車で運ばれるということがあったようだ。
確かに疲労回復系の薬は、飲んでいるときだけ効くというイメージだ。
だから、「ずっと飲み続けても問題ないのか」と副作用を不安に感じるのだろう。やはりそもそも、疲労を薬で根本解決することは不可能なのではないか。
筆者の推測だが、何回か「これは効くな」という実感を持つと「キューピーコーワゴールドを飲んでいるから大丈夫だろう」という思考になってしまい、無理をしたり自分の体を過信してしまうのではないだろうか。
そして飲まないといられなくなり、効果にも慣れてしまうと「効かなくなった」と規定量以上飲んでしまい、逆に体には悪い影響を与えてしまうこともあるかもしれない。
まとめ
キューピーコーワゴールドは、やばい成分が入っているということはない。
ただ、依存して過剰摂取してしまったり、無理をし過ぎてしまうという危険性があるかもしれない。
基本は、無理をせず「どうしても使いたい」という時に服用し効果を実感するくらいがいいのではないか。