出典:クーアンドリク
クーアンドリクがやばいと言われる理由
①生体価格が安すぎる
クーアンドリクは全国に200店舗以上を展開する大手ペットショップチェーンだが、その生体価格の安さが問題視されている。
犬や猫といった命を扱うビジネスにおいて、薄利多売な経営方針は命を軽んじている印象を与えてしまっている。
②動物の管理体制
店舗の臭いや生体を保管しているショーケースの清潔さが指摘されている。
また、店舗やショーケースだけでなく、販売されている犬自体の汚れやべたつきもあり、衛生的ではない管理体制に消費者は不安を抱いている。
特に免疫が不安定な子犬や子猫の場合、感染症に細心の注意を払わなければならないため、衛生管理が不十分だと「何かに感染してしまっているかもしれない」と心配になるのも無理はないだろう。
③里親
生体価格を安くするために、大量に繁殖させて売れ残りは里親募集をしていると噂され、”里親”という耳障りのいい言葉を利用しているだけだという意見もある。
売れ残りを里親募集していることが事実だとしたら、里親制度の本質とはかけ離れた里親募集である。
④生体販売以外での囲い込み
プレミアムフードの定期購入や保険の加入などで生体価格が非常に安価になるキャンペーンを打ち出している。
ショップでの購入時は一見安く感じるが、長期的に考えると高額になる。
生体購入後もフードなどで利益が出続ける仕組みで、競合への流出を防いでおり、利益追求型の企業と思われている。
⑤猫カフェ
クーアンドリクが経営している猫カフェでは無資格者が猫の管理をしており、1歳になる前に死亡した例もいるなどして、動物の管理環境の劣悪さや適正ではない管理者の採用が悪評の一因となっている。
⑥内部告発
2022年8月に某SNS上にある投稿があり話題となった。
内容は、「内部告発」というテロップとともに亡くなった犬や猫が冷蔵庫に詰められているというもので、非常にショッキングな投稿だったため、死後の保管状態に対して批判の声が多い。
⑦ノルマ
従業員にノルマが課せられているという噂もある。
一般企業であれば営業ノルマがあるのは当然だが、生体を販売するビジネスのため、ノルマがあることに違和感を感じたり、上述した店舗の衛生状態が悪いのはノルマ達成のために掃除よりも営業を優先させているからなのではないか、と懐疑的な意見もある。
クーアンドリクの口コミ
購入時の安心パックがぼったくり
ゲージの中は犬の糞が放置され、掃除が全くされていない。
犬は元気がなく、弱っている印象
あまりの店内の汚さにびっくり
生体と買うとやすくなるからと勧められる高いご飯これ食べたら血尿血便、そもそも生体に虫やら病気がある子ばかり
病気の子猫まで平然と販売しています
うちの猫もクーリクから来たけどはちゃめちゃに寄生虫いた
クーアンドリクが募集出してたから行こうとしてたけど募集内容に※ノルマ有って書いてあって、命売るのにノルマ設けるの?!?!?!ってびっくりした
本店から脅迫まがいの電話があり、消費者センターにその件を相談することになった
実際の口コミでは、衛生環境の劣悪さ、そしてそこから来るだろう動物の健康状態についてのコメントが多く見られた。
まとめ
衛生環境や飼育環境などの課題や動物愛護とビジネスの微妙なバランスが重要となるが、一般的なビジネスでは当たり前である「利益の追求」や「営業ノルマ」も、生体を扱うという観点ではなかなか許容されにくく、批判的な口コミが増えたのではないかと筆者は推測してる。
しかし、初めて犬や猫を飼う人たちにはフードの定期購入や保険の加入ができ、生体価格も安くなる安心パックは便利で親切なサービスである。
これから犬や猫を家族に迎えようとしている人たちはそういった包括的なサービスを提供しているペットショップとして検討してもいいだろう。