コーエーテクモゲームスは、日本のゲームソフト販売・開発の会社だ。
2010年、コーエーがテクモを吸収する形で合併し設立した。代表作に「信長の野望」などを持つ。
そのコーエーテクモゲームスにやばいという噂があるようだが、どういうことなのだろうか。考察していきたいと思う。
コーエーテクモがやばいと言われる理由
ソフトの評価が低迷?
コーエーテクモゲームスのパッケージソフトの売れ行きが、どうやら不調とのこと。
ゲームを進化させてないでしょコーエー そりゃ飽きられるよ!
自社の売りだと思って似たようなゲームばっか出してるけど、それしか作れないの間違い
と、厳しい評価が相次ぐ。
主力の「真・三國無双」シリーズにも、近年はヒットが出ていないようだ。新作を出してはいるが、その売り上げは伸び悩んでいる。背景にあるのは、やはり【マンネリ】という評価。
ただ、スマートフォン向けタイトルは好調のようで、かなりの利益を出している。2023年にはスマホタイトル・ソーシャルゲームで初の100億円を超えた。
2023年にリリースした、位置情報を使ったゲーム「信長の野望 出陣」も、『お散歩しつつ歴史を学べて戦国初心者でもハマる』と高評価を得ていた。
ただ、そのゲームも最近はユーザーの引退が増えているようで、プレイヤー数の減少が危ぶまれているとのこと。
次々新作が出るゲーム業界において継続して安定する人気を誇るのは、難しいことがわかる。
株価が右肩下がり?
コーエーテクモゲームスを擁する株式会社コーエーテクモホールディングスの株価が、2023年7月から12月の間に、2,400円→1,530円と、かなり下がってしまっている。急落と言ってよく、これには『やばい』という声があがる。
これは、23年4月~23年6月の連結決算で営業利益が前年同期比で35.6%減となってしまっていることが影響しているのだろう。
ただ、直近では少し盛り返しているようだ。証券会社の目標株価は引き下げられてしまったが、1,800円近くまで戻ってきている。
決算でも、やはりパッケージソフトの売り上げは減ったがダウンロード販売が伸びていることが取り上げられていた。
そして、『トップマネジメントが世界的にも有名な投資家であるため、営業外利益が異常に高い』という、社員からの頼もしい口コミも。これからの株価に注目したい。
コーエーテクモゲームスの働く環境がやばい?
厳しい労働環境であるという社員の口コミが多数見られた。
多忙なプロジェクトが多すぎる。特にスマホゲームの売り上げが伸びているが、労働環境が厳しく、そういったプロジェクトが増えていくとライフワークバランスに支障が生まれると感じた
リリース後の運営タイトルでもアップデート直前では45時間を超えることもザラで、体調不良で休職・退職するメンバーも珍しくなかった
長年ずっと業務量と人員のバランスが崩れており、社員は疲弊しきっている
と、ハードワークに追われている様子がうかがえる。
なお、『コスト一辺倒からクオリティ重視にシフトしていかないとユーザーは離れていくと思う』というような、ゲームクオリティに言及した厳しい口コミも見られた。
まとめ
コーエーテクモゲームスは、株価は下がっているがそもそも10年前と比べたら5倍にはなっている。長い歴史の中では上がり下がりもあるだろう。会社が「やばい」ということはなさそうだ。
ただ、ユーザーから度々出てくるマンネリという言葉は気になるところである。
過去タイトルに頼っている印象はある。これから会社を長く存続させるためにも、新規開発に力を入れる時かもしれないと感じた。