フジテックがやばいと言われる3つの理由と口コミ

フジテック

出典:フジテック

フジテックはエレベータ・エスカレータ分野でシェア第4位を占める国内最大級の専業メーカーである。

社会インフラに長く携わってきた国産企業がなぜやばいといわれるのか。

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フジテックがやばいと言われる理由

①フジテック製エレベーター 部材で強度不足

2006年に業界を激震させた耐震偽装事件を受け、他にも強度不足を懸念した国土交通省から、フジテック製のエレベーターで部材の強度不足が見込まれるものが560台あると発表があった。(2007年7月)

この発表では建築基準法で定める基準に対して最大約3分の1の強度不足が見込まれた。

部材搬入時の確認が漏れており、本来使用することを予定していた鋼材よりも強度の低い鋼材が使用されていたのだ。

日常の足を担うエレベーターに強度不足があるとは大変な事態だ。この件で、エレベーターは他社メーカーへの入れ替えが行われている。

②1億2000万円所得隠し!?

過去にこのときの申告漏れの総額は約2億7000万円にものぼる。

は2010年3月期までの4年間で約1億2000万円の所得隠しを大阪国税局に指摘されている。

売り上げを翌期にずらして計上、帳簿改ざん、海外子会社にエレベーター技術を提供した際の使用料を売り上げから除外などがみられ、国税局は意図的に所得を圧縮した悪質な所得隠しと認定した。

③フジテック社長、不審取引疑いで退任

フジテックは滋賀県彦根市に本社がある、創業者一族による経営が行われていた会社である。創業者は内山正太郎氏、その長男の内山高一氏が跡を継いだ。

しかし、大株主で香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントがフジテックと創業家の間に疑わしい関連当事者取引があると指摘した。

創業家出身の内山高一氏は社長を退任したが、第三者調査委員会から協力が十分でなかったこと、調査結果に対する干渉や妨害があったこと、社長退任後に会長に就任したことがさらに一族経営や周辺優遇への疑いを強めた。

2023年6月には社長だった岡田隆夫氏が退任し、原田政佳氏が新社長に就いている。

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フジテックの口コミ

若いうちは良いですが、あまりお勧めしません。

定時まで現場を回って、その後事務作業をする為残業時間が多い

定時で間に合わない仕事量。

休みが欲しいか金が欲しいかですね。

決まった休みも取れず、パワハラ、サビ残などがある為離職率も多く常に人材不足

仕事はきつい。時間が早出、残業、休日出勤は当たり前です。

夜勤・宿直明けも普通に仕事入れられてました。

無理な条件や環境での作業はきっぱりと断ります。社内の教育もしっかりやられている印象です。

実際の現場の声からは要業務改善といったところだが、業界大手ということもあり、様々な場面や時間帯で必要とされていることが読み取れる。

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まとめ

エレベータ・エスカレータなどの研究開発、製造、販売、据付、保守、リニューアルまで一貫体制で行うフジテック。いまや世界24か所の国や地域でも活躍している。なくてはならない専業メーカーとして、これからも社会を支えてほしいものだ。

(※筆者個人の意見。)