出典:ブッキングドットコム
Booking.comとは、創業以来の宿泊者数が10億人を突破した世界最大の宿泊予約サイトだ。
Genius割引と呼ばれる、会員になることで割引や色々な特典を受けることができる内容も特徴の一つである。
そんなBooking.comにも『ヤバい』と言われる3の理由があり、今日はその理由について考えていきたい。
ブッキングドットコムがやばいと言われる理由
① 不正ログインで利用者のカード情報が盗まれる
昨年11月にbooking.comのサイトへの不正ログインがあり、利用者になりすましメールを送ってクレジットカード情報を盗むフィッシング詐欺が発生した。
世界規模で被害が確認されており、観光庁がBooking.comに対して注意喚起を行う指示を出している。
これに対し、Booking.comはフィッシング詐欺の手口を公表し、被害を受けた方のサポートをすると伝えている。
対策を講じてはいるものの、利用者のクレジットカード情報が盗まれたということはまた同じ状況になるのでは?という不信感を誘うものであり、どうしても利用するのに二の足を踏む人が多いのではないだろうか?
② 未払い問題
宿泊施設がBooking.comからもらうはずの宿泊代金の入金が大幅に遅れているというニュースが話題になった。
これは去年の夏頃の話で、9月になるとテレビなど大手メディアも報じ始めた。
【X(旧Twitter)】を見てみると以下のような内容が見受けられる。
Booking.comのオンライン決済、3月の予約がまだ振り込まれない こんなにかかるもんなの?(現在5月)
朝起きたらブッキングからやっとの説明と謝罪メールが届いてた。まあ回収できたのでいいですが。
Booking.com問題、弊社もめちゃ渦中の被害者だった笑
ブッキングの未払、社長のGlenn Fogelのアドレスに皆でメールしまくった結果、支払いがされたっぽい。
Booking.comの未払い事案、必ず一時回答すると約束していたが今時点で連絡なし。
労働者が会社から給料を貰えないとの同じようなこの状況、あなたが当事者だったらどのような感情を抱くであろうか。
少なくとも筆者はこのような場所では働きたくないというのが正直な想いである。
③ 予約の不具合やサポートの悪さ
一部のユーザーによると、予約が勝手にキャンセルされ、それを後から知らされるということが発生しているという。
旅行当日にその問題が起きたとしたら別の宿を探さなければならない。
その前にまずサポートに連絡を入れると思うのだが、サポートも返事が遅かったり返事がなかったりとのことだ。
ホスピタリティを大切にする日本人にとって、施設側の都合で予約に不具合があった場合、通常であれば施設側が代替案を出してくれたりケアをしてくれることが多いと思うがBooking.comはただの予約サイトであるということも影響しているのか不具合の後の面倒を見てくれないようだ。
まとめ
ここまで、Booking.comがヤバいと言われる3つの理由を挙げた。
上記を踏まえると、Booking.comを旅行に慣れていない初心者がただ安いからという理由で使うのは避けたほうが良いのではないか?
ただ、割引や特典など受けられるメリットも大きいので、旅行慣れしている人がネットで予約するリスクを承知したうえで利用する分にはとても便利なシステムなのではないかと筆者は考える。