出典:カネ美食品株式会社
カネ美食品株式会社とは、愛知県名古屋市に本社を置く食品加工会社だ。
スーパーやデパ地下、駅ビルや駅ナカ等に総菜店舗を展開する「テナント事業」と、コンビニエンスストアに弁当や総菜を提供する「外販事業」を2本柱とする「中食産業」である。
設立は1971年と古く、辛抱強く激務をこなすことが美徳とされた1995年頃のCMがきっかけで「やばい」と言われるようになった。
カネ美食品がやばいと言われる理由
①登山研修のCM
そのCMとは、研修で登山をする新入社員を撮影したものだ。
数パターンあり、草をかきわけながら道なき道を進む姿、自転車をこいで頂上を目指す姿など。
当時は受け入れられたが、時代とともに「ブラック企業」の印象を強めていった。「(本業の)食品と関係ないことをなぜしているのか?」との声も聞かれる。
②避けられない長時間労働
実際に従業員の口コミは良くないものも多い。
営業時間の長い店舗などは時間帯を区切ってシフトを組み、長時間労働にならないよう配慮が必要だが、社員が2名しか割り当てられておらず、どちらか一方が休みの日には、他方は必然的に朝から晩まで働くことになるという。
③夜勤
また24時間営業のコンビニに対応しなければならないことから、夜勤が避けられない。
シフトに何らかの配慮があればまだいいが、日勤と夜勤が混在し、体調を悪くしたとの口コミも見られた。
④外国人とのコミュニケーション
工場にはタイなど外国人の技能講習生も多いという。
言葉や文化の壁があり、従業員に食品安全のルールを遵守させる事が難しい、教育が思うようにいかない、など工場勤務者の苦悩も見て取れる。
⑤年収が下がった
年収が20万ほど下がったとの声も聞かれるが、これはカネ美食品の関連会社が関係している。
カネ美食品は2017年、自身の惣菜店を出店しているスーパー「アピタ」や「ピアゴ」を運営するユニーの関連会社となったのだが、ドン・キホーテを展開する「パンパシフィックHD」が2018年、そのユニーを完全子会社化したことで、カネ美食品の経営権もパンパシフィックHDに移った。
⑥ドンキ化
パンパシフィックHDのユニー子会社化は、アピタやピアゴの周辺住民にも混乱をもたらした。
「ドンキ化している」と不安の声が上がり、PTAや自治会が深夜と早朝の営業時間拡大をやめてほしいといった要望書を提出する事態となった。
⑦細かいルール
パンパシフィックHDの影響か、給料支給が1分単位に変更になったためやりづらいという投稿も見られた。
周りの従業員や上司が退勤時間を1分超過しただけでも圧をかけてくるという。
そのようにルールやノルマは増えているのに、パートやアルバイトの時給は最低賃金ギリギリ、拘束時間も長く社員のライフワークバランスは取れておらず、労働環境が改善されない現実に不満を感じる従業員も多い。
カネ美食品の口コミ
カネ美は本当にブラックです。深夜3時から出勤も当たり前です。これから入社を考えている人はやめてください。貴重な時間を無駄にします。
繁忙期に限りますが、学生バイトでも朝6時~7時に来て18時に終わる、と言ったことが起きる上、息付く暇もないのがかなりしんどいです。後はある程度背が高いと台が低く体を痛めるのでその点も困ることが多かった・・・
自転車に乗ったり、山に登ったり、子供心に『カネ美食品』さんの社員さんは大変だなって思ってました(笑)
カネ美食品は新人研修の話を聞いて、買い辛い銘柄になってしまいました。
登山研修と言えばカネ美食品(地方ネタ)
会社の研修で富士登頂したことがあるんだよ~って言うと「カネ美食品?」て聞かれるけど、違います。
カネ美食品から株主優待の案内が届きました~。3000円相当ですがカタログ内容は充実していてお得感があります。これは当たりの株主優待かも
カネ美食品から株主優待が届きました。100株保有でグルメカタログギフトから好きな商品を年2回もらえます。前回選んだコロッケが美味しすぎたので、今回もリピりました。
カネ美食品株主優待で選択した和牛ビーフコロッケ・ハムポテトコロッケが届きました。夕飯のおかずに困ったときや疲れた時冷凍庫にあると助かりますよね~。食べるのが楽しみです。
カネ美食品からカタログ優待で選択したコロッケ到着。美味しいコロッケが年に2回ももらえるのがありがたい。申し込みハガキはいつも切手を貼って送ってくれるのが印象的。
登山研修のCM放映から随分と月日は経つが、インパクトが強く覚えている人も多い。
また今現在もそのCMをYouTubeで見られることから認知度は意外と高く、ブラック企業のイメージは未だ払拭出来ていない。
親会社の変更など難しい部分はあるが、職場環境が改善されることを願ってやまない。
株主優待は評判がいい。カタログギフトの中でもコロッケが人気だ。