損保ジャパンはやばい?ビッグモーター、支払い漏れ、払い渋り、離職率、高い、事故対応遅い

損保ジャパン

出典:損保ジャパン

損保ジャパンは、全国にサービス拠点をもつ、国内最大級の保険代理店である。

本記事では、そんな損保ジャパンについて調査する中で見えてきた

【損保ジャパンがやばいと言われる7の理由】を紹介する。

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損保ジャパンがやばいと言われる理由

ビッグモーター社による保険金不正請求に絡んでいる

ビッグモーター社による保険金の水増し請求の事件は記憶に新しい。

ビッグモーター社の社員が、顧客から自動車修理を依頼された際、自動車に故意に傷をつけるなどして保険金を不正請求していた問題だ。

この件に関して、損保ジャパンはビッグモーター社が不正を行なっている可能性があることを認識しながらも取引を続けていたと報道された。

損保ジャパンは行政処分を受け、トップである桜田CEOが退任するという事態に陥った。

社外調査委員会がまとめた報告書によると、損保ジャパンは売り上げ確保を最優先し、コンプライアンス体制は機能不全を起こしていたと指摘した。

不正を認識していながら取引を続けたことは顧客のみならず社会全体の信用を失う行為である。

不正を正そうとした社員もいたのではないかと考えられるが、それ以上に利益を優先しようという風潮が社内にあったのではないかと推測できる。

保険金の支払い漏れ、払い渋りが多い

保険金の支払い漏れが明らかになったり、事故対応等での保険金の払い渋りが多かったりすることが問題になっている。

損保ジャパンのホームページによると、保険金の支払い漏れに関する調査をし、2005年から2008年にかけて1000件を超える支払い漏れがあったと報告されている。

SNS上では追突事故にあい、相手方が100パーセント悪いにも関わらず相手の保険会社である損保ジャパンが修理費や買い替えにかかる費用を払わないと言ったことが話題になった。

若者の離職率が高い

口コミサイトを見ると、若者の離職率が高いという情報が目立つ。

初任給は他会社と比較すると良いので、就職を希望する若者は多いが、2年目以降初任者手当がなくなったり、業務内容が増えたりすることで、仕事量に対して給料が見合わないと考える人が多いのではないかと推測する。

事故対応が遅い

事故を起こした際の保険会社の対応は、会社の信頼度をはかるときに非常に重要である。

損保ジャパンに対する評価・口コミをみると、事故時の対応が遅い・保険金が支払われるまでに時間がかかったという声が多くある。

筆者の知人も損保ジャパンの自動車保険に加入しており、人身事故を起こした際の対応に不満をもったと話していた。

事故を起こした際に事故受け付けの電話番号にかけたが、なかなか繋がらなかった上に、その後の連絡も遅かったり、途中で担当者が変更になり引継ぎが正確に行われなかったりしたそうだ。

交通事故のような突然の事態ではだれもが混乱するので、誠実で迅速な対応をとってくれる保険会社を選びたいと考える。

その点を踏まえると、損保ジャパンの自動車保険への加入には慎重にならざるを得ない。

火災保険料が高い

火災保険の見積もりの際に、損保ジャパンと楽天損保を同じ条件下で比較した。

すると、損保ジャパンの1年間の火災保険料は32,150円、地震保険を含めると73,260円となった。

それに対して、楽天損保の1年間の火災保険料は28,720円、地震保険を含めると65,720円となった。

このことから、損保ジャパンの火災保険料は高く設定されていると考える。

保険料が上がっている

2022年10月に地震保険が改定され、保険料が値上がりした。

(以下、損保ジャパンのホームページ参照)
東京都、千葉県などの主要都市圏では2000円程度の値上がり、徳島県・高知県では7000円程度の値上がりが行われている。(建造物の構造等によって差異あり。)

また、保険料を算出する際に用いられる長期係数(保険期間1年の基本料率に乗じる係数)も上昇している。

iDeCoの手数料・信託報酬が高い

損保ジャパンDC証券の月々の手数料は473円、それに対して楽天銀行やSBI証券は171円となっており(2024年4月時点)手数料は他会社より高く設定されている。

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損保ジャパンの口コミ

損保ジャパンの契約内容や職場環境に関する口コミを紹介する。

台風で雨漏りがあった際に対応してもらえるか聞いたところ、可能であるという回答だったため契約に至りましたが、今回の大雨で雨漏りがあり損害を申請したところ、補償内容ではないと申請が拒否されました

基本的に損保ジャパンの事故対応は遅いです。私が事故の電話をしてから12日が経過、安全面よりコストを重視する経営方針についていけず保険での修理を諦めました。

高速や山道を運転することもあると伝えてありましたが、代車のブレーキは効きが悪く怖い思いをしながらの走行になりました。代車はレンタカーでしたが、掃除をしていないようで汚れていました。

多少ケガもしたが不問とし、原付が元通りになるなら良しとして紹介された修理工に預けたが原付が返って来てもいないのに「事故の件は解決という事でよろしいですか?」と連絡がきたしかも2ヶ月後意味がわからん

損保ジャパンのお客に当てられたやられ事故ですが修理代は全く払う気の無い見積り。
数週間何も連絡がなくこちらから電話すると
「ちょうど今連絡しようと思ってました!」
というのが3回。

アソシエイト社員でしたが、求められることが社員と同じで待遇面だけ低かった。 標準評価で賞与も年1ヶ月分しかもらえなかった。

アソシエイトの異動は基本希望しないと無いため長く在籍しているお局の言うことがまかり通り、風通しが悪く居心地は決して良くない。

保険金請求から支払いの決定までの日数(連絡)が三週間以上かかった。その間申請書に不備があったのか、不安で何度かこちらか問い合わせしたほどです。

補償の内容が細かすぎてなかなか分かりにくい。補償の条件の取り決めは必要と思うが、もう少しシンプルなら助かる。

ダイレクト型ではないので、セールスマンと対面契約なので、毎年時間を取られてしまうのが少し面倒です。

契約内容に対する保険金は、ネット保険と比較すると高い

契約に関する口コミをみると、契約時に聞いた補償内容と実際の補償が異なっていたということなので、特約などの細かい説明が不十分だと推測できる。

セールスマンとの対面契約なので、新規の契約や更新時に時間をとられる。仕事が忙しい人にとっては、ネット上で契約が完了するほうが便利だ。

事故対応に関しては、対応が遅いという口コミが目立つ。保険金ができるだけ早く支払われるほうが、会社に対する信用度があがる。

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まとめ

以上、【損保ジャパンがやばいといわれる理由】についてみていった。契約者や社員などの様々な立場の人から損保ジャパンに対する不満の声があがっていた。

ただ、損保ジャパンが日本を代表する損害保険会社であることは変わらず、事故時の対応や契約内容に満足している顧客もいる。

対面契約であることや、保険料が割高である代わりに補償内容が充実していてプランも複数あることを利点としてとらえることもできる。

自分の生活スタイルや家族の状況などに合った保険会社を選択することが大切である。